営業電話黙示録

俺が面白いわけじゃない、彼らが面白いんだ。このブログはフィクションです。



今すぐどうこうしたいんでしょう?正直に言ってくださいな






私の前任が別件で発注したことのある業者で、SEOで全く成果が上がらなかったどころか、Googleさんのガイドラインに違反しているということでペナルティを負ってしまい一瞬で検索順位が100位ほど下まで落ちちゃったことがある業者なんですけどね。
その後もいけしゃあしゃあと「お困りのことはないですかー?」って当時の担当が定期的に電話よこしてきてたんですけど、それが夏ぐらいからかかってきてなかったなぁを思ったら、これです。

「今すぐどうこうというわけではないんですが」と断りを入れておいて「提案の機会を」って言ってくるのがよく分からないんですが、
「今すぐ提案の機会が欲しいので時間を頂けませんか?」ってことじゃないんですかね?

ま、一番分からなかったのは、「SEO対策をしているんですが」のとこでした。
「はぁ、そうですか、ご自由にご対策ください」って感じですね。

言語心理学とか勉強したらもうちょっと面白く捉えられるんでしょうかねぇ。

なんか宗教の勧誘みたいな誘い文句ですよ...?



色々どうでもいいんですけど、「私たちの考え方を伝えたい」って営業したいってのをマイルドに言ったつもりなのかもしれませんけど、宗教の勧誘みたいに聞こえるんですよね。
SEO自体、それぞれのSEO業者っていう宗派があって、そこにお布施払って施策してもらってるわけで、どの業者の言ってることを信じるかっていう宗教みたいなもんですけど。

ちなみにこの会社、2年ほど前に同じ営業マンが1日に4度営業の電話をかけてきて、しかも同じところに何度もかけているという自覚が薄かったので、さすがに頭に来て「二度とかけてくるな」と言ったことのある会社さんでした。しばらくかかってこなかったんですが、ほとぼり冷めたと思ったんでしょうか?しっかり覚えてますよw
ITコンサルティングを自称するならコンタクト情報もきっちり管理してくださいな。

あれ?何でそんなこと聞いちゃうんですか?



最初の掴みのトークで言ってたことと違いますねぇ、どうでもいいですけど。
あと、自社の転職情報サイトの登録者のことをまとめてデータベース呼ばわりするのは構わないですけど、「会員がいる」って言い方にした方がいいと思いますよ。中途での就職希望してる人たちのデータベースだし、あんたらが売ってるのはその情報だろうけど、アプローチする側は個人にアプローチするんだからそこの感覚にズレがあるのはよろしくないと思います。

広告を出したら反響が…ね…orz




70%OFFという言葉に釣られた役員が広告を出すという方向で話を進めてたのを静観してまして、それが掲載されたわけなんですが、

広告の業者からの問い合わせが爆発的に増えました

広告ギョーカイも大変だと思いますけど、

お前らいい加減にしろ

ってくらい同じ媒体を取り扱ってる業者から電話がきます。

こういうのって取り決めとかないんですかね?
「この媒体に広告載せた企業には営業しない」みたいな代理店規約とかあってもおかしくないと思うんですけど…
ちなみに広告の掲載したものの見込み客からの問い合わせは一切なく、広告代理店からの問い合わせがいつもよりはるかに増えてるという皮肉な状態です。

俺はブログのネタが増えましたーって思いたいところですが、

いつもの「社長様いらっしゃいますか?」パターンばかりで面白くも何ともありませんし、

こちらの事案のような皆さんのケーススタディになりそうなパターンもない有り様です。
広告関係の電話営業してる方には申し訳ないのですが、自社で扱ってる媒体に広告載せた会社に電話かけるのは開拓の手間は減らせると思いますけど、たぶんそれやってると効果が見込めないってことで広告出さなくなると思いますよ…

必要なときはこちらから連絡すると毎回言ってるんですけどね




別に中途採用のために人材紹介受けたわけでもないし、求人広告掲載したわけでもないんだけど、定期的に連絡くるってのは仕事熱心だなぁと思うんですけど、募集状況とか求人の情報とか変更があったら、こちらから連絡しますって。必要ならばですけど。

出入りの激しい業界とか小売なんかで新店出したりってとこだと頻繁に募集状況変化しますけど、うちみたいな零細企業にまめにかけて来られても、しょうがないんすよね。

あ、冒頭の無駄な小芝居したのは気まぐれです。

こりゃうっかり騙されるかもしれない



弊社のホームページ見たら役員の名前なんか分かりますもんね。今回の決め手は「取締役の」ってとこでした、サイトでは「取締役」って表記してますが、知ってる人ならわざわざそんなのつけてきませんので。
それにしても、うちみたいな零細企業狙うくらいならもっと大口の顧客狙った方がいいんじゃないですかね…

このパターンそろそろ飽きてきた


いつもパターンのやつです。何でもいいんですけど、「事業責任者」という単語を使ってくる辺りにそこそこの規模の会社って感じが出てますね。「社長様いらっしゃいますか?」という感じの不躾さを出さないように配慮してる体で全く配慮できてない辺りの感性は素晴らしいと思います。

ちなみにこちらの記事と同じ会社さんでした。


簡潔に以前の問題だよな - 営業電話黙示録


どうでもいいことなんですけど、決裁権持ってる人に電話営業してスパッと契約まで行くことって多いんですか?

検討しなくていいなら話聞く必要もないでしょ?




その会社の方針次第だと思うので、どうでもいいんですけど、アポイント取るのがノルマになってるところってありますよね、そんなことしても営業マンの成績上がらないと思うのでやめた方がいいと思いますよ。心底どうでもいいですけど。

ここ2、3年でかなり増えたのが「とにかく会ってほしい」という営業の電話。WEBプロモーションとかそっち系が多いんですが、それ以外の業種にも増えてる印象です。アホ臭いんですが、「提案されても今は検討する予定がない」と言ったら「他社の事例の紹介だけでもさせてくれ」と言ってきたりしますが、それでどうしたいんすかね…

お前が言うなよ、お前が











たぶん、IE脆弱性の修正が入ってる10月の月例パッチを当ててるのか確認して、その対応をしてあげるから営業の提案させてって話だと思います。
ですが私は、「契約を結んでいるわけでもない業者にそんなことを確認される筋合いがない」と思っているので、「何でそんなこと確認してるんですか?どこかから委託されてるんですか?」と確認したわけです。
仔細をぼかすために記載を省きましたが、途中で使用しているPCの台数の確認とかされて、そのキャンペーンとやらの対象になる規模なのかを確認されてますが、出向いてWindows Updateかけて回るのに対応可能なPCの台数はこのくらいってのを会社で決めてるんでしょう。

無償で対応してるってのを強調してくれるのは結構ですが、その説明だとお前が何したいのか分からないよって思うんですよねぇ。
素人相手ならセキュリティパッチと言っておけばいいと思ってるのかもしれないけど、いつのどのパッチか言ってくれないか分からないからね?
同じ調子で話して相手が困惑してないってことは私が例外なんでしょうか?

そんなことはともかく、一番腹が立ったのは最後の最後ですね。時間無駄にしたのはお前じゃなくてこっちだからね?

ちなみに、この会社結構な大手さんで、たまに電話かかってくるんですが、ここまで失礼なことを言われたのは初めてです。

引き方はスマートでした





ちなみに会社名で検索したときに検索結果の1位にいませでしたけど、SEO業者ってそういうとこ多いですよね。顧客の実績も大事ですけど、自社のサイトどうなんですか?って感じです。

「WEB見ない層にアプローチする」とか色々あるんでしょうけど。
WEB見ない層ってそもそもWEBから顧客にアプローチするって概念なさそうだからアプローチする意味あるの?って気もしますね。どうでもいいんですけど。